もともとスペイン産の犬種全てを"スパニエル"と呼んでいた時期もあると言われていますが、コッカースパニエルは、スペインの地犬を始祖として作られ、イギリスで鳥猟犬に用いられた歴史が古いと言われている犬種です。
スパニエル犬種の中では小型な方な、コッカースパニエル。
コッカースパニエルの狩猟での仕事は主に3つ。
・主人が進む方向一帯で走り回り獲物を見つけること。
・獲物を飛び立たせた後、一定の距離を保って静止。射撃のタイミングを待つ。
・落ちた獲物の回収。
鳥は本能的に水上に飛び立つことが多かったことから、コッカースパニエルは水中で回収することも得意としていたと言われています。
そして、イギリスにいたコッカースパニエルは1620年にアメリカに渡り、さらに小型化されると共に、攻撃性の低いスパニエルの特性から実猟犬というよりも愛玩犬として人気を高めていきました。
しかし、猟性能の高さや忠誠心などはそのままで、気立ての良い性格と飼いやすい大きさから家庭犬としての地位を築いていきました。
また、ディズニー映画「わんわん物語」でヒロインとなったアメリカンコッカースパニエルは、さらに人気を高め、有名になりました。
アメリカンコッカースパニエルとイングリッシュコッカースパニエルでは、ヨーロッパからアメリカに渡った犬のタイプに特徴があったことや、スパニエルの血が入ったことなどによってさまざまな点に違いがあります。